税務調査の時期や内容

税務調査とは、納税者が正しく税金を納めているか、提出された確定申告書と保存されている帳簿に間違いがないかということを確認するものですが、税務調査は行われやすい時期があります。またどのような内容で調査が行われることが多いのでしょうか。

■税務調査の時期
税務調査の時期はもちろん通年で行われることになりますが、特に行われやすいのが秋口から冬にかけてと言われています。これは税務署の繁忙期や人事異動のスケジュールと関係していると言われています。一年を通した税務署のスケジュールを見ると、1～3月は確定申告や12月決算の企業の納税申告が行われます。そして5月には3月決算の企業の納税や申告が殺到します。そして7月には人事異動を控えているケースがあるので、年始から7月までは税務署は繁忙期です。その後業務が落ち着くためこの期間に税務調査が行われることが多くなってきます。

■税務調査の内容
税務調査の内容としては一般的に申告している申告書と保存している帳簿に相違がないかということを確認していきます。この他にも二重計上がないか、不自然な経費が計上されていないかということが確認されるケースが多いです。また、税務調査で帳簿を確認しながら口頭で質問をしていきながら指摘事項を探っていくケースもあります。経営者の趣味から資金の流入先やどのように会社の資金が使われているか、個人資産が使われているかということが確認されるケースもあります。

中島清人税理士事務所では、いなべ市、鈴鹿市、亀山市を中心に「税務調査」「会社設立」「決算業務」などに関する税務相談を承っております。「税務調査」に関してお困りのことがございましたらお気軽に当事務所までお問い合わせください。